【導入事例】宮崎県都城市様:市民・関係人口向けにLINEをフル活用

事例概要

導入企業 宮崎県 都城市
主な利用機能 KANAMETO PUSH
(アンケート機能、セグメント配信機能、キーワード応答機能、
定期配信機能、チャットボット機能など)
KANAMETO TALK
(タグ機能、定型文機能、アウトバウンド機能など)

都城市が抱えていた課題

都城市では、2015年、2016年にふるさと納税額が全国1位となるなど、関係人口を増やす取り組みを推進すると共に、移住促進にも力を入れてきました。市運営サイトではAI を活用したイベント情報掲載など、市民向けの情報提供も強化していました。
都城市の魅力を発信し、関係人口を増やし、移住を促す、そして地域が活性化して魅力がさらに高まる、そうした好循環をより強固にする仕組みを求めていました。
そこで、都城市は、利用者数が8,300万人を誇るLINEに注目し、都城市のLINE公式アカウントを開設することを検討し、「市民向けの便利なサービス・情報の提供」「関係人口への情報提供」「移住促進」をLINE上で実現するために必要な「LINE公式アカウントのAPI対応ツール」が必要でした。

ソリューション

都城市は、LINE社に相談したところ、transcosmos online communicationsを紹介され、同社が提供する「KANAMETO(カナメト)」を導入しました。
KANAMETOは、LINE社のTechnology Partnerにも認定されており
・アンケート回答結果に基づくセグメント配信
・シナリオ型のチャットボット
・LINEチャット対応
が1つのツールで実現可能であり、都城市が実現したかった情報配信やサービス提供、移住相談対応が全て実現可能でした。

具体的には、主に以下の用途でLINEを活用しています。

  • 1)リッチメニューによる市の玄関口
  • 2)セグメント配信による情報提供
  • 3)キーワード応答によるごみ分別方法の案内・定期配信機能によるごみ収集日の案内
  • 4)チャットボットによる各種証明書の取得方法案内
  • 5)LINEチャットによる移住相談

都城市でのLINE活用全体像(KANAMETO)

1)リッチメニューによる市の玄関口

都城市では、KANAMETOが独自に用意したリッチメニューテンプレートの「12分割」を採用することで、市の公式ウェブサイトやAIで収集したイベント情報ページなど、都城市の様々な情報へアクセス可能な玄関口を提供しています。
また、このリッチメニューから後述のチャットボットや移住相談へ繋がっています。

都城市LINE公式アカウントのリッチメニューは市の玄関口

2)セグメント配信による情報提供

都城市では、KANAMETOのアンケート機能で取得した情報にもとづき、
・市民向けの情報発信
・市外の友だち向けの情報発信
を行なっています。
LINE公式アカウントに友だち追加すると「欲しい情報」を「イベント」「子育て」「ごみ収集日」「ふるさと納税」「移住」「婚活」「市政だより」「記者会見」から自由に選択可能です。
この選択された「欲しい情報」にもとづき、都城市は「セグメント配信」を行なっています。
例えば、「イベント」を選択している市民には、都城市の中心市街地中核施設である「Mallmall」で実施される「みやこんじょボランティアフェスティバル」の案内を配信し、「移住」を選択した市外の友だちには、都城市の魅力や仕事を紹介する県外でのセミナー情報を配信しています。

セグメント配信による情報提供(イベント情報の配信、移住情報の配信)

3)キーワード応答によるごみ分別方法の案内・定期配信機能によるごみ収集日の案内

都城市では「ごみ収集」に関するサービス提供に注力しており、LINE上で「ごみの分別方法の案内」と「ごみ収集日の案内」を行なっています。
「ごみの分別方法の案内」は、LINEのトークルームで「冷蔵庫」等のキーワードを入力して送信すると、ごみの分別方法や出し方がメッセージで返ってきます。これは「キーワード応答」機能を利用しており、キーワードとして1,000以上の単語が登録されています。
「ごみの分別方法」は、都城市の公式ウェブサイト上でアクセスの多いページであることから、住民にとって身近なLINEで簡単に分別方法を調べられる機能提供を行なっています。
あわせて都城市で取り組んでいるのは「ごみ収集日の案内」です。アンケートで「欲しい情報」として「ごみ収集日」を選択している友だちに対して、同じくアンケートで回答された「居住地」に合わせ、各地区の「ごみ収集日カレンダー」に沿って「ごみ収集日」の案内を配信しています。
これは、KANAMETOの「定期配信機能」を活用しており、アンケート回答結果にもとづく「セグメント配信」を「定期実行」する機能です。「毎週●曜日」や「隔週●曜日」などの配信日設定が可能で、さらに年末年始の収集対象外の日程は「除外日」として設定可能になっているため、ごみ収集日カレンダーそのままの配信が簡単に設定可能なため、各地区に合わせた配信が実現しています。

キーワード応答によるごみ分別方法の案内・定期配信機能によるごみ収集日の案内

4)チャットボットによる各種証明書の取得方法案内

住民票や戸籍謄本など、住民にとって取得機会の多い証明書の取得方法をLINE上で簡単に調べられるチャットボットを提供しています。これは、KANAMETOが提供する「チャットボット」機能を活用しており、シナリオ型のチャットボットです。
提供開始から約4ヶ月間で約2,000回利用されており、単純計算では友だちの約45%に相当します。住民にとっても調べやすくなると共に、市役所への問い合わせ数削減にも繋がっています。

5)LINEチャットによる移住相談

従来、電話で受付を行っていた「移住相談」をLINEチャットでも受付開始しました。これは全国初の試みです。
LINEチャットは、
・匿名での問い合わせ
・画像のやり取り
・市役所の開庁時間外での連絡
など、電話に比べて優れた点を有しており、都城市への移住に興味を持った人々と緩やかなコミュニケーションが可能な点が特徴です。

都城市のLINEチャットによる移住相談

都城市ご担当者様のコメント

<総合政策部 総合政策課 副主幹 佐藤泰格様>

現在、自治体にとって悩みの一つである情報発信の分野で、LINEは非常に魅力的なツールです。
実際に、都城市ではLINEの活用で、市が抱える各種課題を解決するとともに、市民のみならず、市外の方にもきめ細かな情報発信ができるようになりました。
特にLINEチャットを活用した移住相談は、移住に力を入れている都城市の特色ある施策となっています。
また、KANAMETOを利用することで、予算・工数面において少ない負担で、LINEの機能を余すことなく利用することができています。
様々な新機能リリースも続いており、自治体のニーズに寄り添った対応をして頂けるのも大きな魅力です。
都城市では、今後もLINEの積極的な活用により、市民サービスの向上や市の魅力発信等を図ってまいります。

都城市LINE公式アカウントQRコード

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