【導入事例】成蹊大学キャリア支援センター様:チャットボット・LINE相談で学生の就職活動を支援

事例概要

導入団体 成蹊大学キャリア支援センター
主な利用機能 KANAMETO(チャットボット、セグメント配信機能など)
KANAMETO TALK(1:1チャット機能など)

成蹊大学キャリア支援センターLINE公式アカウントの特長

「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」を建学の精神に掲げる成蹊大学では、「社会に貢献できる有為な人材の輩出」を使命に、少人数教育に力を入れています。同大学キャリア支援センターでもその伝統を受け継ぎ、学生ひとりひとりに寄り添った進路選択をサポートしています。

これまで、キャリア支援センターでは学生とのやりとりを電子メールで行ってきました。しかし、大量のメールを日々受け取っている就職活動中の学生にとっては、キャリア支援センターからメールを見逃してしまうリスクがありました。そこで、この課題を解決するため、月間利用者数1億人(※2026年3月末時点)を誇り、日常的に利用されているコミュニケーションアプリ「LINE」に着目しました。電子メールと比べて確認の頻度が高いLINEメッセージでやりとりすることで、より確実な情報伝達につながります。

2024年4月、成蹊大学キャリア支援センターはLINE公式アカウントの開設と同時に、セグメント配信やチャットボットなどの機能を備えたLINE運用ツール「KANAMETO」を導入しました。学生の個々のニーズに合わせた情報案内に取り組み、2026年6月現在、5,300人以上に友だち追加されています。成蹊大学キャリア支援センターLINE公式アカウントの特長を3つご紹介します。

学生のニーズに合わせた情報を届けるセグメント配信

成蹊大学キャリア支援センターでは、学生一人ひとりの状況に応じて必要な情報を届けられるよう、KANAMETOのセグメント配信機能を活用しています。

学生はLINE公式アカウントの友だち追加後、受信設定アンケートで学籍番号や所属学部・学年、希望進路などを登録します。登録された情報をもとに、「公務員志望者向けイベント」「学部別のキャリア支援情報」「学年別の就職支援プログラム」など、対象となる学生のみに情報を配信することが可能です。

成蹊大学キャリア支援センターLINE公式アカウントの受信設定アンケートとセグメント配信されたメッセージ

従来の一斉配信では、自身に関係のない情報も多く届くため、重要な案内が埋もれてしまうことがありました。一方、セグメント配信では学生にとって必要性の高い情報だけを届けられるため、情報の見落とし防止につながっています。

受信設定アンケートの登録率は81.5%に達しており、多くの学生が自身に合った情報を受け取れるようになりました。

就職活動に関する不明点を自己解決できるチャットボット

成蹊大学キャリア支援センターLINE公式アカウントでは、就職活動に関するよくある質問に自動で回答するチャットボットを提供しています。

LINE公式アカウント上で24時間いつでも利用できるため、授業やアルバイト、就職活動などで忙しい学生でも、自分の都合の良いタイミングで疑問を解決できる点が大きな特長です。

チャットボットの構築にあたっては、学生から寄せられる問い合わせ内容をキャリア支援センター職員全員で洗い出し、「どのような質問が多いのか」「どのような回答があれば学生の疑問を解消できるのか」を議論しながら設計しました。何十通りもの質問パターンを検討し、試行錯誤を重ねながら作り上げたチャットボットは、学生から好評を博しています。

成蹊大学キャリア支援センターLINE公式アカウントのチャットボット

なかでも「個別相談」や「オンライン就活用ワークブース」に関するチャットボットは利用頻度が高く、2025年6月から2026年5月までの1年間で約750回起動されました。就職活動に関する基本的な疑問をその場で解決できるツールとして、多くの学生に活用されています。

LINEチャットによるキャリア支援センター職員との相談

チャットボットで解決できない疑問や、個別の状況に応じた相談が必要な場合には、LINEチャットを通じてキャリア支援センター職員へ気軽に問い合わせることができます。

キャリア支援センターでは対面・オンラインによる個別相談も実施していますが、就職活動が本格化する3月から6月にかけては予約が集中し、満席となることもあります。そのため、「個別相談を予約するほどではないが、少し確認したいことがある」「まずは気軽に質問したい」という学生にとって、LINEチャットは身近な相談窓口として活用されています。

職員側も学生とのやり取りをKANAMETO上で一元管理できるため、過去のチャット相談履歴などを参照しながらスムーズな対応が可能です。学生にとっては、日ごろ使い慣れているLINEから相談できるため心理的なハードルが低く、疑問や不安を早期に解消することにつながっています。

2025年6月から2026年5月までの1年間のトーク件数は735件にのぼり、多くの学生が利用する相談チャネルとして定着しています。

成蹊大学ご担当者様のコメント

<キャリア支援センター 渡邊 直人 様>

LINE公式アカウント開設及びKANAMETOの導入によって、これまで以上に学生へ必要な情報を届けやすくなったと感じています。特にセグメント配信では、学生一人ひとりの状況や希望進路に応じた情報発信が可能になり、よりきめ細かなキャリア支援につながっています。

また、チャットボットやLINEチャット相談を活用することで、学生が疑問や不安を感じた際に、時間や場所を問わず必要な情報へアクセスできる環境を整えることができました。職員にとっても、定型的な問い合わせへの対応負荷を軽減しながら、個別性の高い相談により注力できるようになっています。

今後も、学生一人ひとりに寄り添うキャリア支援を実現するため、LINEを活用した情報発信や相談体制の充実に取り組んでいきたいと考えています。

※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合があります。最新の情報とは異なるおそれもありますので、あらかじめご了承ください。

全国300超の法人で利用中のLINE運用ツール|無料でリッチメニューを拡充!無料で使える専用プラン登場|リッチメニューの枠が足りないというLINE活用ご担当者様のお悩みを解決!|詳細を確認する