【導入事例】あいち小児保健医療総合センター様:「救急受診の目安」や「育児相談」をLINEで提供、医療と保健を両立

事例概要

導入団体 あいち小児保健医療総合センターあいち小児保健医療総合センター
主な利用機能 KANAMETO PUSH、TALK

あいち小児保健医療総合センター

あいち小児保健医療総合センターは愛知県小児保健医療対策基本構想に基づき2001年11月に小児保健医療機関として設立されました。また、2016年3月に東海三県で初めて「小児救命救急センター」に指定された子どものための保健医療施設です。

「医療」と「保健」を大きな柱としており、病院機能だけでなく保健にも大きなウェイトを置き、医療に必要な情報提供だけでなく育児支援などにも注力しています。

子どものための「医療」と「保健」を地域に効率的・効果的に提供するため、育児中の保護者が日常的に利用しており、月間利用者数9,700万人(*)を誇る「LINE」アプリの活用に着目し、2023年からLINE公式アカウント「あいち小児保健医療総合センター」を開設しました。

(*)2024年7月末時点

当アカウントでは、リッチメニューが3つのタブ形式で提供され、

  • ①お知らせや診療科の案内、バスの時刻表などを利用者が簡単に確認できる「総合」メニュー
  • ②「救急受診の目安」や「アレルギー症状緊急時対応」など緊急時に必要な情報を確認できる「医療」メニュー
  • ③保健部門が行うLINE相談「育児つながるLINE」、電話相談「育児もしもしキャッチ」の入り口となる「つながるLINE」メニュー

が分かりやすく提供されています。

LINEリッチメニュー(お知らせや診療科の案内、バスの時刻表などを利用者が簡単に確認できる「総合」メニュー)

LINEリッチメニュー(「救急受診の目安」や「アレルギー症状緊急時対応」など緊急時に必要な情報を確認できる「医療」メニュー)

LINEリッチメニュー(保健部門が行うLINE相談「育児つながるLINE」、電話相談「育児もしもしキャッチ」の入り口となる「つながるLINE」メニュー)

最も利用されるコンテンツ「救急受診の目安」

育児中、特に小さいお子様に急な病気の症状が発症することは少なくない中「これくらいの症状で病院へ行って良いのか?」と悩んだり、「自宅でどのように看病すれば良いのか?」と悩む保護者向けに、LINE上のチャットボット形式で対応方法を調べられる「救急受診の目安」コンテンツが最も利用されています。

LINE上に表示されるイラストを交えた簡単な質問に答えるだけで「救急車を呼ぶべきか」「時間外でも早めに受診すべきか」「通常の診察時間に受診すべきか」「必要なケアをおうちで行い様子を見るべきか」を判断するサポートを行っています。

躊躇わずに「時間外でもすぐに受診する」行動を促すだけでなく「おうちでのケア」についても、具体的なケア方法が案内され、それでも不安が残る場合は電話相談、LINE相談等が案内されます。医療と保健の2つを大きな柱とするあいち小児保健医療総合センターだからこそ提供できる安心のコンテンツです。

「救急受診の目安」コンテンツのサポート画面

<おうちでのケア>の手順の画面

LINEならではのLINE相談窓口「育児つながるLINE」

「保健」にも注力するあいち小児保健医療総合センターでは、外来休診日を除く毎週火・水・木曜日(祝日・年末年始以外)にLINEと電話で相談窓口を開設しています。「育児つながるLINE」では、LINEのトークルーム上で専門家と相談ができます。

育児つながるLINEでは、保健師・助産師・看護師及び保育士等が相談対応を行っており、育児の経験豊富な専門家が提供する相談窓口です。

子育てのお困りごとだけでなく、妊娠中のお悩みごとも相談することができる全国的にも珍しい総合的な相談窓口です。

あいち小児保健医療総合センターご担当者様のコメント

<保健室長 兼 アレルギー科医長 杉浦 至郎様>
症状に合わせた対応を示す方法としてチャットボットは非常に優れていると感じています。またLINEを用いた育児相談では電話相談とは異なる需要に対応することができていると感じます。今後はそれぞれの専門診療科から定期的な情報発信を開始する予定です。

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