【導入事例】福岡県大木町様:LINEでデマンド乗合タクシー利用者登録証をデジタル化
事例概要
「大木のりあい号」(デマンド乗合タクシー)の運行事業について
公共交通空白地域が多く存在する福岡県大木町では、移動の支援を必要とする人のために交通手段の確保が求められています。この課題を解決するため、定額で町内を移動できる事前予約制の乗合タクシー「大木のりあい号」を運行しています。大木町在住かを問わず、買い物や通院など、町内での移動に利用できます。2025年8月から2026年7月まで試験運行を実施し、運行内容の一部を見直したうえで、2026年8月から本格運行に移行しています。
「大木のりあい号」の利用には、事前の利用者登録と、乗車時の利用者登録証の提示が求められます。大木町は、利用者が使い慣れたLINEから登録を申し込み、乗車時にもLINE上で登録証をスムーズに提示できるよう、試験運行の開始に先立ってKANAMETOのデジタル会員証機能を導入しました。
「大木のりあい号利用者登録証」を申請・表示する流れ

利用希望者は、大木町LINE公式アカウントの「LINEで申請」チャットボットの案内に沿って、登録フォームを起動します。氏名や連絡先などを入力して申請すると、後日、LINEのトークルームで利用者番号などの情報が通知されます。

利用者登録証を表示するには、リッチメニューの「のりあい号」をタップして会員証画面を開きます。初回は、利用者番号と誕生日を入力して認証を行いますが、2回目以降は再入力せずに直接、利用者登録証を表示できます。タクシー乗車時には、その画面を乗務員に提示します。
「大木のりあい号利用者登録証」デジタル化のメリット・効果
利用者は、大木町LINE公式アカウントから手軽に利用者登録証を取得できます。乗車時もスマートフォン1台あればスムーズに利用者登録証を提示できるため、紙の登録証を持ち歩く必要がありません。
大木町では、LINEからの申請に加えて紙の申込書による申請も受け付けており、利用者は自分に合った方法で申し込むことができます。2026年9月末時点の利用者登録数は317人で、このうち96人がデジタルで登録しています。
利用者登録証のデジタル化は、町職員の業務効率化にも寄与しています。利用者アンケートを実施した際、紙で登録している方にはアンケートの発送や回答の集計に工数がかかりました。一方、デジタルの利用者登録証を取得している方には、LINE公式アカウントを通じてアンケートの依頼・回答の回収・集計ができ、時間と費用の削減につながりました。
また、デマンド乗合タクシー運行事業者の1社が廃業した際には、利用者登録証に掲載している予約先情報を変更する必要がありました。紙の利用者登録証は作り直して再郵送しましたが、デジタルの利用者登録証はKANAMETOの管理画面から掲載情報を修正するだけで対応でき、再発行・郵送の手間を省くことができました。
大木町ご担当者様のコメント
※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合があります。最新の情報とは異なるおそれもありますので、あらかじめご了承ください。

<企画財政課 坂井 様>
「大木のりあい号」を身近な移動手段としてご利用いただけるよう、利用者登録の申請と登録証の提示にLINE公式アカウントを活用しました。
KANAMETOのデジタル会員証機能により、初回の認証を済ませれば、乗車時にはスマートフォンで登録証を表示でき、紙の利用者登録証を持ち歩く必要がありません。
また、町にとっても、紙の利用者登録証の発行作業などにかかる事務負担が軽減されます。登録情報の変更や利用登録の解除などの日常業務や登録者への連絡やアンケートも、KANAMETOの管理画面からできるため、日々の管理業務を効率化できます。
今後もKANAMETOを活用しながら、住民の皆様が利用しやすい行政サービスの提供に取り組んでまいります。
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